小麦、乳製品の入っていないおやつを求める旅の記録
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おしながき
ALLグルテン・カゼイン不使用
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普段から一方的に喋ってしまう典型的なアスピィです。このサイトも独り言のような体になると思いますがご容赦ください。果たして小麦牛乳断食で改善するのでしょうか、乞うご期待です。
翻訳こんにゃく
Honyaku-konnyaku is very famous traditional Japanese food.
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 小麦牛乳断食とは、グルテンカゼインダイエット、グルテンフリーカゼインフリー(GFCF)と呼ばれる食餌療法のことで、私の造語です。

 グルテンカゼインダイエットとは自閉症、アスペルガー、発達障害、不安、うつ、統合失調症などの精神障害や疾患に対し、日常の食事内容からグルテンカゼインを含む食品を除去することで症状の改善を期待する食餌療法のことです。
 食生活からグルテンカゼインの摂取を断つことで本来の健全な脳に戻るというものです
 もう少し詳しくお話しすると、ある条件の人はグルテンカゼインに含まれている麻薬様物質を摂取すると脳内で阿片のように働くというのです。
 ある条件というのはいくつかありますが、ひとつは「腸壁に微細な傷がある人」があてはまります。このような人は腸の傷から麻薬葉物質が血中に侵入し脳に達して悪さをするというのです。
 そのため予め麻薬様物質を含むパンやラーメンなどの食品を避けることで脳への麻薬様物質の供給が断たれ健康な脳、精神に戻る、というのがグルテンカゼインダイエット、グルテンフリーカゼインフリー(GFCF)、小麦牛乳断食であります。
 
 断食期間、ダイエット期間はどのくらいなのでしょうか。
 この療法の第一人者のポール・シャトック博士は「3ヵ月までに全ての指標が有意に改善した」と言っているそうなのでまず3ヶ月の節目。
※<引用>給食で牛乳を強制するのをやめようhttp://www7a.biglobe.ne.jp/~u171nt/#d15
 また「遅延型フードアレルギー」という観点から見ると、「遅延型アレルギーになってしまうと、6ヶ月間アレルゲンを抜く必要があり・・・・」という説もあります↓。
※<引用>遅延型フードアレルギーに関する上符正志氏のインタビュー記事http://aging-beaute.com/health/content02/02.html
 ということで、最低3ヶ月、完全な効果を見るにはは6ヶ月間にわたり小麦牛乳断食をする必要があります。

 ではグルテンカゼインを含む食品にはどのようなものがあるのでしょうか。
グルテン=小麦、大麦、ライ麦などの麦類
カゼイン=牛乳、ヤギ乳、人間の母乳にも含まれる
 例えば、パン、ケーキ、アイス、ラーメン、ソーメン、坦々麺・・・・。パスタ、うどん、十割以外の蕎麦など・・・・。ほとんど全ての食べ物じゃないですか!ある意味そうです。
 でも食べられる物だってたくさんあります。ごはん、おにぎり、寿司、十割蕎麦、とうもろこし、ビーフン、フォー、ライスパスタ、ノングルテンのパン、団子、大福・・・・etc。たくさんあります。ある意味で小麦牛乳以外のほとんどの食べ物です。
 このサイトでは小麦牛乳を含まない美味しいおやつを中心に食べ物を紹介しているので是非ご参考にしててみてください。
 
 といってもこのグルテンカゼインダイエット、GFCFは専門家がいまいち研究に乗り気ではないようで、日本語で書かれた関連のレポートや書籍はみあたりません。
 グルテンカゼインダイエット、GFCFの発祥はイギリスだそうですが未だに嘘だホントだ!喧々諤々の様相のようです。

↓専門家によるグルテンカゼインダイエットへの懐疑的な声
http://d.hatena.ne.jp/bem21st/20100522/p1
 しかし効果なしと言うに至る根拠は、
・研究方法が客観性にかける
・研究の質が低い
など、内容よりも研究そのものの方法論的なところへの懐疑でしかありません。効果が無いという根拠自体に根拠が乏しいのであります。言わばオーソリティーズによる揚げ足取りにしか見えないのです。

 オーソリティが乗り気でないという辺りは食物利権の影響が大きいのではないでしょうか。
 世界の1人当たり供給食料の統計(2007年)では世界の主要41ヶ国の食料の供給量がわかりますが、このうち米と小麦を比較してみると、日本では米56.6:小麦44.6でほぼ同量ですが、世界の合計で見ると、
米1061.8:小麦3525.8と3倍も小麦の供給量が多いのです。
 これはあくまで供給量であって需要ではありません。それだけ小麦を売りたい圧力が大きいということです。
※上記データのソースは総務省統計局、世界の農林水産業、4-8 1人当たり供給食料より
http://www.stat.go.jp/data/sekai/04.htm#h4-08

 
 ↓牛乳に関しても日本国内では第二次大戦後に消費量が急上昇しています。
社会実情データ図録/食生活の変化


 上記のように世界的に巨大な食料利権にとって不利な研究は、研究費を出してもらっている研究者としてはしにくいものです。このような経済利権と専門家、研究者といわれる人々が持ちつ持たれつの関係であることは福島原発事故が疑いようもなく明らかにしてくれました。
 グルテン・カゼインが精神疾患の要因となるという説をオーソリティがマユツバであると言うこと自体がマユツバであるかもしれません。

 現状、自閉症、アスペルガーは根治できるものではなく、医師や専門家、良心的な周囲の人々の助言やトレーニングでカバーする対処療法に頼っています。また、障害ゆえに生じる社会心理的要因の不安やうつ症状に対する薬の処方を受けてなんとか生きている状態です。
 このような状況に置かれているのであれば、専門家がろくに研究もしないで懐疑だけのご託宣なら、小麦牛乳断食、グルテンカゼインダイエットを試してみる価値はあると思います。
 グルテン・カゼインダイエットは権威付けなどなくてもただ食べなければよいだけで意識と注意力の高さで実行できます。
 また、どこかの宗教や団体へ加入したり、これを買わなければダメ!という商売につながるものではなく、むしろ摂取しない、消費しないというスタンスなので商売根性とは逆行します。
 グルテン・カゼインダイエットは難しいという話しもききますが、その難しさは「完全に避けなければ効果が望めない」という条件によります。いきなり高すぎるハードルを置かれてしまい端からあきらめてしまい難しいという声につながるのではないかと思います。

 たしかに禁煙のつらさは身をもって体験したことがあり、それまでの習慣を禁ずるということのつらさは知っています(グルテンカゼインダイエットは禁煙よりは楽なのはたしかです)。
 私が思うに、禁欲というのは欲望を抱え込んだまま消えてくれるのを待っている行為、であるのではないでしょうか。禁欲のつらさとはこの「待ち」の姿勢にあるのではないでしょうか。
 だから私は積極的に小麦や牛乳を避け、食べたくても食べられないメニューがあれば安全な食材でそれを再現することにしています。そうすると禁欲=欲が消えるのを待つ状態から解放され、行動や頭をひねるというかたちで発散することができ禁欲=小麦牛乳断食が続いています。

 それは私にとって、まるで小麦や牛乳という弾丸が行き来する戦場で弾幕をかわしながらサバイバルしているような感覚です。弾に当たればそれまでの努力が水の泡になりかねないのでシビアなゲームです。そして小麦や牛乳で作るのが当たり前のメニューを米粉や他の食材で再現できたときの喜びがあります。

 グルテン・カゼインダイエットの難しさを乗り越えるには「待ちの姿勢」から「積極的に避けてやるという姿勢」で臨み、楽しみながらやるのことが成功への道のりを楽にしてくれると思います(グルテンカゼイン完全断食は厳守で)。


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