小麦、乳製品の入っていないおやつを求める旅の記録
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おしながき
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普段から一方的に喋ってしまう典型的なアスピィです。このサイトも独り言のような体になると思いますがご容赦ください。果たして小麦牛乳断食で改善するのでしょうか、乞うご期待です。
翻訳こんにゃく
Honyaku-konnyaku is very famous traditional Japanese food.
バーコード








































































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 最近マスコミが話題にしているパンケーキ=厚焼きホットケーキ。
 刷り込みというのは怖いもので、なんども見せられると理由もなく食べたくなってしまうのです。
 でも小麦牛乳断食修行者なので行列に並んで食べるというわけにもゆかず、上新粉で作るいつものホットケーキを厚焼きにしてみました。

 この厚焼きホットケーキというのはセルクルという焼き型を使って高さを出すようです。
 マスコミパワーの力により「今食べたい」「すぐ食べたい」という欲望剥き出しの私は、台所にあった材料で代用セルクルを自作してしまいました。

 ジュースの紙パックにアルミホイルをかぶせたものです。ホッチキス止めです。
 お粗末様です。

 これを熱したフライパンに載せて生地を流し込んで焼くのですが、片面までは順調なのですよ。
 ところがどうやって裏返していいのかわからない。
 型を外したらデロ~と生地が流出してしまうでしょう。
 しょうがないのでフライ返しで型ごとエイヤッっとひっくり返しました。
 なんとか両面を焼き、型を外そうとするのですがスルッとは外れてくれません。
 最終手段の型破り、ならぬ型を壊して取り出しました↓。

 厚みのある生地に大口を開けてかぶりつくのは久々の感覚です。









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 小麦牛乳断食(グルテンカゼインダイエット)を始めてはや1年半近くが経過。
 近頃ではケーキ、パン、麺、ピザ、揚げ物への渇望がほとんどなくなりました。
 たぶん、それらの味覚的快楽を忘れたのと同時に断食に対する恐怖や不安も忘れてしまったためだと思います。
 例えるなら、禁煙の期間が進めばすすむほど、喫煙欲求が減少してゆくのと似たような感覚かもしれません。

 とはいえ、お料理の欲求だけは相変わらずです。
 ときどき無性に作りたくなってしまうのがホットケーキ。
 ホットケーキ作りの魅力はいかに厚く膨らませることができるかにあると思ってます。
↓それで焼いてみましたが、膨らみはいまいち。しかしなぜか綺麗な花型模様に焼きあがってしまいましたのでUP。

 花形模様の中心部分にきれいな円が描かれており、この空白を何かで埋めたいと思い、乳、卵不使用生クリームをホイップしたものをのせてみました。

 フォークとナイフで切り出した花びらにホイップクリームをたっぷり取ります。
 こいつを口いっぱいに頬張ると甘さと脂肪感が広がり、ケーキがクリームを抱き込むことでこの幸せが長続きすることを助けてくれます。
 「渇望がほとんどなくなった」といいつつも、やっぱり美味しいものは美味しいのでした。









 
 ↓なんじゃこりゃ~!


 沖縄土産で紫芋のフレークというのをいただき、米粉にまぜて紫色のムーチーにして楽しんでいましたが、ホットケーキをパープルにしたら面白いんじゃないかと思い、いつもの製法の工程に組み込んでみたところ二転三転の化学変化に驚かされました。
 
 重曹を加えてある米粉のホットケーキ生地に、お湯で戻してペースト状の紫芋フレークを加えたところ第一段階の驚きが。ボールの中のそれを混ぜれば混ぜるほど真っ青になってゆくのです。
 青は次第に全てを青と化し、それはもはや青としか言いようのないものに変色してしまいました。
 食べ物を最も不味く見せる光線の色として青が有名ですが、そのとおり食べ物に見えませんでした。
 この化学変化は紫芋に含まれるアントシアニンと重曹の化学変化によるもののようです。そいういえば以前、ブルーベーリー餅を作る際に苦味として重曹を加えたら同じく真っ青になったことがあります。

 ウエエ、と思いつつ仕上げのお酢をドバドバ加えたところ、それまで深いSteelBlueだった生地が発泡しながら赤紫に変色してゆくのです。
 なんというイリュージョンか、と驚きつつお酢をしっかりまぜて均一に発泡させてゆきます。

 ペンキか!と突っ込みながら混ぜた生地をフライパンで焼いてゆきます。
 で、焼くと再び青に戻ったではないですか。紫→青→赤紫→青。変幻自在のイリュージョン。
 そして、上のような焼き上がりとなりました。
↓色はアレでもボリューミーに膨らんでますよ

 ま、ふっくらモチモチで味は美味しいんですけどね。
 むしろ不味そうな見た目と実際の美味しさのギャップが大きいせいか普段よりも余計に美味しい気がします(負け惜しみではありません)。
 そういえば最近、個人的にポール・モーリアのラブ・イズ・ブルーが頭の中でヘヴィーローテーションされていたせいもあるのかもしれません。

 追記。
 切り分けたケーキを一切れ残しておいたのですが、約6時間後に食べようと見てみると驚くことに緑色に変色していました。結局、赤紫色に変化するホットケーキ。なんなんでしょうか。
 冷めても美味しい上にイリュージョンまで楽しませてくれるホットケーキです。


 小麦牛乳断食生活をはじめて早一ヶ月が経過しようとしておりますが、だんだんと米粉の使い方がわかってきました。
 最初の頃に作っていたホットケーキはベーキングパウダーを目分量で入れていたためやや少なめになってしまい、膨らみが弱く冷めるとモチモチとした食感に変身していたのですが、改めてベーキングパウダーを計量したところだいぶ少ないことに気がつきました。

↓今回は小麦粉の規定量の2倍のベーキングパウダーを使ってみたところ満足な膨らみを見せてくれました。

 焼きあがった生地にはキメ細やかな気泡が入っています。口に運ぶとガーゼ肌着のようなふんわり軽い舌触り。やわらかいラングドシャといったところです。
 ただ冷めてもモチモチしなくなったのはやや残念です。ベーキングパウダーの量を増やすことで冷めてもふんわりキープなようです。

↓ベーキングパウダーともちもちふわふわの関係





 ホットケーキ好きの私としては小麦牛乳断食修行者になるにあたり事前にホットケーキの食べ納めをしました。しかしその直後、TVという消費活動促進装置から垂れ流されてくるホットケーキの甘い電波が私の食欲中枢を刺激し、このやろぉ!とTVをぶち壊すことはせずに米粉でなんとかしようと思い立ちました。

 ところが小麦粉に比べて米粉は3~5倍ほど割高なのです。小麦粉は安いときは1kgを100円で買えるのですが米粉の場合1kgが500円近くする。重い小麦アレルギーの人のご苦労がうかがえます。どうせならキロ買いしたいのですが250gで135円の上新粉を買ってきました。

 米粉といえばモチモチ食感が一般的ですのでサックリと生地を作るホットケーキは可能なのかという疑問を抱きつつも米粉とベーキングパウダー、砂糖をふるいにかけながら良く混ぜ合わせます。
 つづいて卵をまぜますが牛乳断食なので牛乳は入れることはできません。しかしガツンとコッテリとした食べ応えが欲しいためサラダ油を加えます。太るんじゃないか?というくらい入れると満足感が増します。そして泡立て器でよくかき混ぜます。
 卵とサラダ油の液体の中に粉を投入します。粘りを出さないために一気に投入し、小麦のホットケーキ以上に手早くサックリ混ぜ合わせます。

 ここまででボールの中のホットケーキ生地は小麦のそれと何ら変わりありません。しかし果たして膨らむのか。
 フライパンを熱し、サラダ油を垂らし、ホットケーキの面積のぶん油をひろげます。油の上に生地を落とし、ま~るく広げます。果たしてふつふつと気泡は浮かんでくるのか。
 ほどなくして普通にふつふつと気泡が浮かびひっくり返してね!と合図が。しかもある程度厚みがでている。
 ひっくり返してやると我ながらきれいな焼き色はホットケーキの醍醐味です。片面を適当に焼いて今か今かと皿に移したホットケーキにナイフを入れるとちゃんと気泡が焼き固まった断面があらわになりました。

 熱々を一口かじるとかる~い口当たり。小麦よりも軽い。そしてモチモチはしていない。これは小麦以上にふんわりかる~いホットケーキのようです。
 これまで米粉というとモッチモチというイメージだったのですが大きく覆されました。
 たしかに小麦のようなどっしりとした食べ応えはありませんが軽くてふんわりした食感はお菓子としては上等です。

 でも粉代が高い。しょっちゅうは食べれないな。でもたまに食べるから美味しいんだよな。などと頭の中でブツブツ言いながら完食したのでした。

PS
 食べきれずに残しておいたものを晩御飯の後のデザートに食べてみたところ、ふんわりかる~い食感と思わせておいて不意にもっちりとした食感に変化していました。
 冷めると、うお!まさに米粉ホットケーキだ、というモチモチとしっかりとした食感になるというのは驚きでした。焼きたてはふんわりかる~く、冷めるともっちもちの食感に。一度に二度美味しいという発見に嬉しくなりました。
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