小麦、乳製品の入っていないおやつを求める旅の記録
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おしながき
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普段から一方的に喋ってしまう典型的なアスピィです。このサイトも独り言のような体になると思いますがご容赦ください。果たして小麦牛乳断食で改善するのでしょうか、乞うご期待です。
翻訳こんにゃく
Honyaku-konnyaku is very famous traditional Japanese food.
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 ↓なんじゃこりゃ~!


 沖縄土産で紫芋のフレークというのをいただき、米粉にまぜて紫色のムーチーにして楽しんでいましたが、ホットケーキをパープルにしたら面白いんじゃないかと思い、いつもの製法の工程に組み込んでみたところ二転三転の化学変化に驚かされました。
 
 重曹を加えてある米粉のホットケーキ生地に、お湯で戻してペースト状の紫芋フレークを加えたところ第一段階の驚きが。ボールの中のそれを混ぜれば混ぜるほど真っ青になってゆくのです。
 青は次第に全てを青と化し、それはもはや青としか言いようのないものに変色してしまいました。
 食べ物を最も不味く見せる光線の色として青が有名ですが、そのとおり食べ物に見えませんでした。
 この化学変化は紫芋に含まれるアントシアニンと重曹の化学変化によるもののようです。そいういえば以前、ブルーベーリー餅を作る際に苦味として重曹を加えたら同じく真っ青になったことがあります。

 ウエエ、と思いつつ仕上げのお酢をドバドバ加えたところ、それまで深いSteelBlueだった生地が発泡しながら赤紫に変色してゆくのです。
 なんというイリュージョンか、と驚きつつお酢をしっかりまぜて均一に発泡させてゆきます。

 ペンキか!と突っ込みながら混ぜた生地をフライパンで焼いてゆきます。
 で、焼くと再び青に戻ったではないですか。紫→青→赤紫→青。変幻自在のイリュージョン。
 そして、上のような焼き上がりとなりました。
↓色はアレでもボリューミーに膨らんでますよ

 ま、ふっくらモチモチで味は美味しいんですけどね。
 むしろ不味そうな見た目と実際の美味しさのギャップが大きいせいか普段よりも余計に美味しい気がします(負け惜しみではありません)。
 そういえば最近、個人的にポール・モーリアのラブ・イズ・ブルーが頭の中でヘヴィーローテーションされていたせいもあるのかもしれません。

 追記。
 切り分けたケーキを一切れ残しておいたのですが、約6時間後に食べようと見てみると驚くことに緑色に変色していました。結局、赤紫色に変化するホットケーキ。なんなんでしょうか。
 冷めても美味しい上にイリュージョンまで楽しませてくれるホットケーキです。


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