小麦牛乳断食を初めた昨年の11月からパンを一切食べておりません。それまではマーガリンをドブ漬けにした食パンを食べるのが至福のひと時だったのですがスッパリと手を切りました。
とはいえ、パンが好きだったというよりも油脂類が好きなだけで、むしろパンはあまり好きな方ではありませんでした。
しかしせっかく小麦牛乳断食を始めたので記念受験的に米粉パンを作ろうと試行錯誤を繰り返すのですが、うまく行きません。
最初は小麦パンの要領で米粉をこねていたのですが、そうすると
お焼きになってしまいました。分量を調整し何度か試せどお焼きの山が重なるだけでした。
これはいちからやり直そうと、
米粉のレシピ本などを読んでみると、なんと
こねてはいけない、かき混ぜなさい、と言うのです。目からウロコとばかりに試してみるも気泡の入った餅になるだけ。膨らんでも焼き固まらないのです。米粉糊を試したり分量を調整すれどパンにはならず。
結局、膨らむところまではゆくのですが焼き固まらないのが問題でした。そりゃあ、基本的にお餅に気泡を入れてその形でカチッと固めるなんて無理な話しです。
しかし、こう何度も「今度こそパンが食べられる」「今度こそパンが食べられる」と目の前にニンジンをぶら下げられてはお預けを食らい続けてしまうと「もうだめだ」となってしまうのです。
そこで逃げの一手として
卵を使って焼き固めることにしました。加熱すると固まる卵は、加熱すると柔らかくなってしまう米粉を焼き固めるには格好です。
とりあえず水の分量を卵が入る分を加減して米粉パンの生地を作ります。
生卵を使っているので発酵は1時間が限度かと。それでもしっかり気泡が入ります。サルモネラ菌が不安ではあるのでお腹の弱いお子様が食べるのは控えた方がよいかもしれません。
で、これを焼こうかと思ったのですが、思いつきで作り始めたため分量が少ないので電子レンジで蒸しパンにしてしまうことに。2~3分程度加熱してできあがりです。
↓イースト発酵オンリーの気泡
↓しっかり気泡が入っています
一見ふわふわに見えるのですが、食べてみるとパンと言うよりも餅ですね。ベーキングパウダー、重曹を使った方がふわふわになります。
パンを食べた気がしないので微妙に心残りな後味でした。
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