小麦、乳製品の入っていないおやつを求める旅の記録
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おしながき
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普段から一方的に喋ってしまう典型的なアスピィです。このサイトも独り言のような体になると思いますがご容赦ください。果たして小麦牛乳断食で改善するのでしょうか、乞うご期待です。
翻訳こんにゃく
Honyaku-konnyaku is very famous traditional Japanese food.
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 炎天下の直射日光に焼かれるアスファルトや屋根を触った経験のある方は多いと思いますが、「これで料理ができるんじゃない?」と苛立ち半分、好奇心半分のつぶやきをした方も多いと思います。
 以前TVか何かで真夏の屋根で目玉焼きを作るという企画をやっていましたが、結果は忘れてしまいました。100度以上じゃないと卵は凝固しませんが、真夏の屋根、アスファルトは少なくとも50度以上はありそうです。
 加熱調理は難しいとしても、保温が求められる発酵調理には適しているかもしれないと思いました。
 というか、夏場はすでにカツオ節乳酸菌飲料を常温放置で造って飲んでいます。常温放置といっても最初に50度くらいまで加熱しておいて、クーラーボックスに入れて保温、放置しています。

 で、さらに高温の保温が求められる発酵食品として納豆を作ってみようと思いました。
 通常、夏場は発酵食品の仕込み、とくに酒の仕込みは雑菌の活動が活発になることから避けるものですが、納豆菌が活発に活動できる40度から50度という温度帯で、かつ最強の菌と謳われる納豆菌を凌駕できる菌などそうはいないだろうという素人考えから作業を実行することに。
 冬にも納豆作りをしたことがありますが、そのときはいまいち温度が足りませんでしたが今回は莫大な太陽エネルギーを利用するのでどうなるのか楽しみです。

 で、用意する材料は大豆の水煮、市販の納豆だけ。スーパーで買ってきた大豆の水煮を市販の納豆に付いている納豆菌で発酵させます。

 まず、大豆の水煮を鍋で沸騰するくらいまで過熱します。沸騰したらザルにあけて湯を切ります。
 そうしたら再び鍋へ戻してアツアツのうちに市販の納豆を加えてよくかき混ぜます。

 この段階でたぶん温度は70度以上ではないかと思いますが、納豆菌は死にません。むしろヒートッショック言われる現象で活性化するそうです。
 納豆菌は沸騰100度でも死にません。ワラ納豆を作る際にはワラに住んでいる種菌を利用しますが、このときワラを煮沸消毒するのですが納豆菌は生き残りそれ以外の菌は死んでしまうというわけです。

 よく混ぜたものをタッパー等の容器にいれます。

 より太陽熱を吸収しやすいように黒いもので覆います。私は黒いゴミ袋を使用。

↓こんな感じに包みました

 あとは1日中直射日光が当たる場所へ放置しておくだけ。
 納豆の発酵時間は24時間程度といわれているおり、私の放置場所は1日9時間程度の日照なので完成までに3日ほどかかります。
 夕方夜はクーラーボックスへ入れておきました。夕方、どんなもんかとタッパーを取り出してチェックしてみるとホカホカになっています。
 
↓2日目の状態。多少納豆色になっていますがまだです。


↓3日目の状態。

 ここまでで合計24時間加温していることになります。
 光の加減もありますが、思ったほど色づきません。
 臭いはアンモニア臭のない納豆の臭い。
 味は納豆の味。美味しい。
 腐っていないか念のため家族にもチェックしてもらいますが、だいじょうぶそう。
 しかし、真夏に3日も冷蔵庫に入れないで食べ物を放置していたのに腐っていないということが凄いことだと思います。ふつう加熱食品でも腐るはずです。さすが納豆菌の威力。

 晩御飯で食べようと冷蔵庫でいったん冷やしました。ホカホカのままだとなんとなく変な気分だったので。
 刻みネギ、醤油を加えてよくかき混ぜ、ご飯にかけて食べてみました。たくさん作ったのでご飯より納豆の方が多いくらいで贅沢な気分です。
 うん、納豆です。見た目の色づきは早熟な気がしますが味は納豆です。食べながら家族と「腐ってないよね?」と確認しながら食べるのは奇妙な光景ですが、腐っていないのです。改めてすごいなあ、と感心します。

 大豆食品を食べるとニキビが出る私は大豆アレルギーなのでしょう。翌朝、テキメンにニキビができてしまいました。
 アレルギーだろうと作りたくなったら止まらないの性質はアスピィゆえのことでしょうか。



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 昨年12月からはじまった豆乳ヨーグルト(植物性乳酸菌使用)生活。お腹はもちろん快腸で、最近気がついたのは肌がきれいになってきたこと。ニキビがちでニキビ後もあったのですがこれが薄くなってきています。

 もっと善玉菌を、ということで納豆菌を摂取すべく納豆を作ってみました。

 スーパーで買ってきた大豆の水煮200gを全て納豆化してみました。ご飯に思い切りかけることができます。
 
 作り方は煮大豆に納豆菌の株を混ぜるだけで簡単なのですが、温度管理が難しい。ヨーグルト以上に40度~42度という温度にシビアなようでこれを下回ると納豆化が弱くなってしまいます。上の写真は部分的に納豆化できておらず納豆と大豆を混ぜたものといった体です。
 また、臭いがきついことも難点です。本来納豆は稲わらに包んで発酵させるわら納豆が正しいのですが、わら納豆が美味しい理由を漫画『美味しんぼ』で山岡士郎は「わらがアンモニアなどの臭いを吸収するから臭くない」というようなことを言っており、「パックに詰められた納豆がマズイのは当然だ」というようなことを言っています。
※このくだりは第8巻3話「愛の納豆」より。↓のサイトの方が文字起こしをされています。
みつどん曇天日記 美味しんぼを検証してみるその3

 わら納豆は消臭材の中で作るのに対し、私が作ったような密閉容器で作ると納豆にアンモニア臭がベッタリとなってしまうのです。といってフタに隙間を開けようものなら部屋中が臭くなります。
 温度管理のためにお風呂でやろうものならお風呂が臭くなってしまいます。実際的にはヨーグルトメーカーや湯たんぽでやるのが妥当だと思います。

 温度管理と臭いを思うと納豆は市販のものがいいや、という結論に至りました。


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