小麦牛乳断食をはじめたのが昨年2011年11月18日。それから早2ヶ月が経過しようとしております。
この2ヶ月は「小麦牛乳完全除去は不可能である」なんてことを意識する暇などないくらいに小麦牛乳不使用の食品を探したりメニューを考えたりするので手一杯でした。そして気づいてみれば小麦牛乳断食も2ヶ月が経過しようとしております。
で、肝心の効果はどうなの?ということですが、劇的な急激な効果というのはわかりませんが、身体面、精神面での変化はあったようです。
まず身体面の変化として、
●おならが臭くなくなった
というものが挙げられます。これは家族からの声で「最近おならが臭くないね」と言われるようになりました。
この変化が最初に見られたのは1ヶ月目くらいの頃で、その後今日までおならは臭くないままです。
他人が指摘するくらいなので小麦牛乳を常食していた頃の私のおならは相当に臭かったのでしょう。たしかに自分でもおならの臭いに物足りなさを感じるほどです。
また、おならの回数も減りました。
次に精神心理面での変化は、
●小麦牛乳断食開始ご3日目に強烈な多幸感
●神経症的な不安や恐怖感が減り、良い気分で過ごせるようになっている
ということが挙げられます。「強烈な多幸感」があったから継続できたということもありますが、その後は今日まで同様な多幸感は感じられずにいます。たまたまだったのかもしれません。
神経症的な不安や恐怖がほぼなくなったことについて。私はもともと脈絡のない不安や恐怖を感じていたのですが、それがほぼなくなりつつあります。まだ2ヶ月しか経過していませんが日常の多くの場面を良い気分で過ごすことができるようになってきています。
しかしここ2週間はヨーグルト作りのために毎日きな粉や豆乳を摂取し、不快なアレルギー反応を重ねたせいか3日前くらいから強迫観念が強く現われています。今日から大豆断食をして様子を見てみます。
小麦牛乳断食(グルテンカゼインダイエット)を通じてわかったことは、
「悪感情や悪観念というものは体内から湧き出てくる、もしくは体内の苦痛や不快が磁石となって悪感情、悪観念を引きつける」
ということがあります。意識的に嫌なことに注意を向けずとも身体に苦痛や不快感があるとそれを源泉に悪感情や悪観念が湧き出してくることがわかりました。
逆に、気分の良さ幸せ感というものも意識のベクトルにかかわらず、体内から湧き出してくるものだと言うことがわかりました。身体の心地よさが気分の良さにまで波及してくるのです。
あまりに言い古された言葉ですが、
「健全な精神は健全な肉体に宿る」(
ユウェナリス)
という言葉を思い出しました。以前はこれに対し「じゃあ障害者や病人の精神は健全ではないのか?」と考えていましたが、理屈ではそう言えるが実感してみるとその通りかもしれないと思うようになりました。
たしかに心地よいものにのみ注意を向け、良い認知を重ねることで得られる気分の良さというものはありますが、自然と体内から湧き出てくる心地よさというものもたしかにあります。
そのような心地よさ、気分の良さをもたらしてくれる身体への方法のひとつとして小麦牛乳断食(グルテンカゼインダイエット)とアレルギー食品の徹底除去は有効なのではないかと思うようになりました。
グルテンカゼインダイエットの効果が出る節目とされる3ヶ月、6ヶ月を目前に、今後も美味しいおやつをたくさん食べて頑張りたいと思います。