コンビニやスーパーのチルド棚の一角に美味しそうに並ぶシュークリームやケーキ。その全てに小麦と乳製品が入っているので見てみぬふりをするしかないのですが、食べれないと思うと一日中あたまにこびりついて仕方がないのです。
どうしても気になって仕方がなかったので米粉でカスタードクリームを作ってみました。使用食材は米粉、卵、豆乳、砂糖、水、という完全な小麦、乳製品抜きです。
味は小麦を使ったカスタードクリームと変わりありませんが、小麦のカスタードやその他小麦使用の菓子をたっぷり食べた後は眠いというか頭が濁る感じがしていたのですが、米粉のだと腹一杯食べても清明な頭のままでいられたのはやはり小麦が合わない体質だったのだろうかとひとりごちたのでした。
食欲に任せて適当に作り始めてみたのですが、粉を油で炒めて豆乳でのばしてゆくところが問題でした。小麦の場合なら牛乳を少量ずつ加えてゆけばダマにならずにのびてくれるのですが、米粉の場合だとどうしてもダマになってしまうのでザルでこして滑らかにしました。さらに猛烈にかき混ぜてやってある程度なめらかなクリームになったので、小麦使用のものよりも腕が疲れるかもしれません。
ダマの対策として何度か作ってみてわかったのは、高温の米粉+油のところへ温度の低い水分を投入するとダマになりやすいようです。なので炒めた米粉を豆乳や水で延ばす場合は米粉の鍋をいったん水などで冷却するか、豆乳の温度を上げておくことでダマになることを防げます。
またこのやり方だと豆乳は徐々に加えてゆかなくてもよいようで一気に加えてしまっても大丈夫でした。
さらに完成したカスタードクリームを舐めながら、卵黄と分離しておいた卵白をホイップしてメレンゲを作りました。硬めに立てたメレンゲとカスタードクリームをさっくり混ぜ合わせると、すっきりとした食べ応えのふわふわのクリームに仕上がりました。
私は昔から生クリームだけ立てて食べるのが好きなので、この米粉のふわふわカスタードクリームもぺろりと食べてしまいました。
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