小麦、乳製品の入っていないおやつを求める旅の記録
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おしながき
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普段から一方的に喋ってしまう典型的なアスピィです。このサイトも独り言のような体になると思いますがご容赦ください。果たして小麦牛乳断食で改善するのでしょうか、乞うご期待です。
翻訳こんにゃく
Honyaku-konnyaku is very famous traditional Japanese food.
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ふんわりパンを頬張っている人を見ると、どんなに美味しいのだろう?と味覚的好奇心から食欲をそそられます。本当はパンなんて期待するほど美味しいものでもないと知っているのですが。
 以前に買った↓が余っていたので秋なのか夏なのかわからない時節にパン作り。ある程度気温が高いほうが発酵の温度を保ちやすいのでやりやすいです、


 米粉パンミックス、ドライー、砂糖、塩極少、水を加えて指先と腕を総動員して練り上げます。
 そして40度くらいのぬるま湯を張った鍋を発酵器にして膨らませてゆきます。

 ちゃんと膨らみました。この「ちゃんと」はイコール「ほっと」でもあります。

 うちはオーブンレンジがないので大型のトースターで焼いてみました。


 食パンらしい見た目です。

 

 見た目はパンらしいのですが、食味はいわゆるパンとは異なるのです。
 餅っぽいだけに、餅は餅屋、パンはパン屋なのかな、と思いつつも美味しいので後引きます。
 イチゴジャムを付けてみましたが何か合わない。味噌を付けてみるとしっくりきます。やっぱりジャパンのパンなんだ。

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 揚げパンが無性に恋しくなった。
 甘くって、ジュワっと油っぽくて、柔らかい揚げパン。
 思い出すだけでシナモンの匂いの幻覚が・・・・。 

 前回の米粉パンのために買ってきた↓。

今回はこれを使って揚げパンを作る実験をしてみました。

 前回は水分多めのベシャベシャの生地にしてみましたが、今回は油に投入せねばならないので固形の生地にせざるをえません。
 そこで小麦粉のパンと同程度の水分量にして生地を作ってみました。
 これをお鍋のぬるま湯で発酵させました。
  
 どうも今回買ってきたドライイーストは起爆力にかけます。
 けっこう多めに入れてもなんかいまいち。
 1時間ほどで発酵がこれ以上進まなくなったので発酵終了。

 お鍋に油を張り、油温を天ぷらくらいまで上げてゆきます。
 そして膨らんだ生地をちぎりながら油の中へ落としてゆきます。
 目標はツイストした揚げパンですが今回は実験なので一口サイズにしました。
 キツネ色に揚がったら引き上げて↓こんな感じに。

 お味の方は「外はカリッ!中はモッチモチ」。
 ポンデケージョですね。
 揚げパンではありますが目指す揚げパンとは違います。
 ま、美味しいんでまたたく間に平らげてしまいましたが。






 昨年は米粉パンがうまくできず試行錯誤を繰り返した末に「や~めた」と放り出していました。
 それまでは炊飯器を使って焼いていたのを、改めて型に入れてオーブンで焼いてみようと思い立ちました。
 思いついたら即実行、ということでやってみると見事にパンになりました。
 な~んだ。炊飯器でやってたのが誤りだったのね。
 ということがわかったところで飽きてしまってパン作りから遠ざかっておりました。

 今回再びパンを作ってみたのは、夢でパンを食べるという内容のものをみたからです。
 夢に出てきたのは食パンでしたがちゃんと米粉パンでした。
 なぜならパンになりきれていない米粒が部分的にリアルに残っていたからです。
 わかりやすい米粉パン。
 それで、私の深層意識はパンを欲している、と夢分析をしたことからパンを作ることにしたのです。

 前回うまくいったお粉は米粉パンミックスでしたが、既知の売り場が遠いので他の銘柄を探してみることに。
 で、検索してみると↓のグリコ米の香・米粉パン用ミックス粉というのがヒット。

 1800gで1600円台と100gあたり100円を切るお得なお値段。
 こりゃ買いでしょ!ということで家電量販店で買ってきました。
 ホームベーカリー用のようでスーパーではなく家電量販店のホームベーカリーコーナーにありました。
 
 表面にしっかりと「小麦グルテン不使用」と記載されています。こういうのを待っていたのです。

 で、ドライイーストも買ってきました。
 粉とドライイースト、砂糖、水を良く練り合わせました。塩はなんとなく入れませんでした。
 1時間ほど発酵させましたが膨らみはまあまあといったところ。
 オーブン190度で20分ほどで焼き色がついたので取り出してみると↓こんな感じに。

 いい感じです。↓真っ二つに割ってみました。

 お味はというと、なんかネバネバしますね。
 納豆的なネバネバ感が著しいです。
 モチモチ感よりもネバネバ感のほうが際立ってしまっています。
 う~ん。美味しいのですがネバネバが気になってしまいますね。
 なんかパンぽくない。
 あ、でも冷めてからだとそれほどでもない。
 冷めてからのほうが美味しいです。 

 米粉パンミックスと言っても粉ごとに使用感の違いが大きいと思いました。
 ま、粉はいっぱいあるでので、たくさん試行錯誤してみたいと思います。






 なかなか米粉パンがうまく行かないので原因を分析してみると、
・米粉はベタッとしている
・加熱すると柔らかくなる
ということで小麦のようなパンを作ろうとしても無理なもんは無理なんででない?という結論に至りつつあります。

 それでもなんとかなるまいか、と考えているうちにコーンフラワーを半分くらい混ぜてみたらどうだろうかと思いつきました。

 粘りはあるけど糊のようにベタッとする米に対してサラサラ、むしろパサパサのコーンフラワーを合体させてみることでお互いの長所と短所を補い合い生かし合うことができるのではないかと考えました。

↓米粉:コーンフラワー=1:1の割合の粉を米粉糊の粘りでつないで焼いてみました。

 生地に塩を多めに練りこんでしまったためかあまり発酵せず。それでも米粉オンリーのものより数段はパンに近づいています。
 コーンフラワーを加えたことで焼き固まった表面こそ米粉を感じますが、中はふんわりとパンを思い出すことができます。
 コーンの風味とイーストの風味がマッチして良い味になりました。イメージ的にアメリカ南部の家庭の味といったところでしょうか。

 でもやっぱりパンじゃないんだよなー、と腕組みしていてふと気が付きました。私がパンをうまく作れないのは作る必要がないからだということを。
 私はイースト菌(酵母菌)を摂取すると軽くですが不調になります。例えば鼻詰まりはテキメンに表れ、ひどいときには鼻にニキビができます。精神心理的に悪感情が生じます。
 だったらなんでパンなど作るのかというと、パンぐらい作れないことが許せなかったのだと気が付きました。
 もともとパンはそれほど好きでもなかったのに頑張ってしまうのはそれが理由でした。そんなことのためにムキになるのはつまらないことだとわかりました。
 そしてパンなど上手くできない方が身のためなのでした。コンスタントにパンを製造できるようになると、たぶん時々つくっては食べることでしょう。そしてそのたびに不調を経験します。心地よく生きるために始めた小麦牛乳断食なのに本末転倒になってしまいます。
 
 と、冷めたコーンブレッドを前に腑に落ちると、あれほど感じていたパン熱がしぼんでゆくのがわかりました。



 ふだん行かないスーパーで安売りをしていたので足を運んでみたところ、たまたま粉物コーナーでノングルテンの米粉パンミックスを発見。なかなか見つけられずにいたのですがとうとう表れてくれました。
 たいまつの米粉パン用ミックスというもので300gで258円。まあ納得の値段です。

たいまつHP商品情報ページ

 これまで幾度となくパンを夢見て酵母風味の米粉のお焼きを作り続けてきたことか。今度こそお空の雲のようなふわふわのパンを食べるんだ!と張り切って作り始めました。
 でも失敗した場合のために300g全て使わずに半分の分量で試してみることに。
 
 パッケージの指示通りに材料を混ぜてゆくと小麦のパン生地のように固体の生地になったので「おお」と驚きつつ、まとまった生地をどの程度こねればよいのか迷いました。説明書きにはホームベーカリーを想定しており手こねの場合の作り方が記載されていません。メーカーHPにも補足情報は見当たらないので、5分くらいこね回してみて変化がないのでそれで終了、発酵へと工程を移しました。
 1時間半ほど発酵させ2倍程度に膨らんだので焼きに入ることに。
 焼き時間20分で表面は軽く焼き色が付き多少膨らんだ感じに。しかし、いつもの失敗パターンであることはふたを開けてすぐにわかりました。
 包丁で切ってみるとやはりお焼き。気泡は入っていますがパンとは違うものです。
 「やっぱり米粉だけでふんわりするなんてありえないんだよ」とがっかり。

 今回の敗因としては、
・こねが足らなかった
・発酵時間が足らなかった
ということが考えられます。とりあえず半分の分量で試してみたのは正解でした。
 残りの粉でリトライしてみたいと思います。



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