知り合いの方から麹菌で手作りした甘酒をいただいたので、試しに種菌として少しお粥と混ぜて放置してみました。
放置しながらネットで
麹菌の糖化温度を調べてみるとなんと50度から60度という。そりゃ
お風呂醸造家としては手も足も出ない温度です。※何でもお風呂で発酵させようとすることから自称しています
なので麹菌培養は諦めて、ちょうど出来良く飲み頃になっている
そば粉の乳酸菌飲料を種にライスヨーグルトにしてみることに。
麹とお粥が混ざっているところへ
そば粉の乳酸菌飲料を大さじ1杯ほど加え、さらにアミノ酸を補うために豆乳も大さじ1杯ほど加えました。
↓発酵前の状態。お米の粒々が残っています
↓お風呂発酵翌日。お米の粒々はまだ残っています
麹でお米を発酵させると米の表面が皮のような食感が生じクニュっとした歯ごたえが、いかにも菌糸が米粒の内部まで到達し発酵を実感させてくれるのですが、乳酸菌で発酵させても食感はお粥のまま。味はヨーグルトではなくすっぱいお粥です。
しかしかなりの酸度。米粒をかみ締めるほどにすっぱい。乳酸菌君たちは旺盛に増殖してくれたようです。
今回はノンシュガーですが麹菌と甘酒が入っていることから糖には事欠かなかったようですが、次回は単純にお粥+乳酸菌種でやってみたいと思います。
上手く行けば乳酸菌飲料よりも腸への到達効率が高いものになると思います。お米の芯まで乳酸菌が染みているため胃から腸までの生存率が上がると思うためです。
白米のグルタミン酸値は他の食材と比較して低いので省みなかったのですが、これはもしかすると良いかもしれません。