小麦、乳製品の入っていないおやつを求める旅の記録
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おしながき
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普段から一方的に喋ってしまう典型的なアスピィです。このサイトも独り言のような体になると思いますがご容赦ください。果たして小麦牛乳断食で改善するのでしょうか、乞うご期待です。
翻訳こんにゃく
Honyaku-konnyaku is very famous traditional Japanese food.
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 私は正直、ビスケットとクッキーの区別がいまいちつきません。森永でいうとマリーもチョイスもビスケットですがふたつは全く異なります。
 マリーは典型的なハードビスケットですがチョイスはサクサクホロホロ系の典型的なビスケットです。どちらも典型的なのですが、典型そのものが全く異なっているのでよくわからなくなります。
 「クッキーとビスケットの違い」をキーワードに検索してみると、どうも明確な区分というものはないようです。

 ということでビスケットを食べたかったのですが前回はスコーンになってしまったので、今回はサラダ油の量を卵と同量にしてみたところ、かなり理想に近づきました↓。

 食感はサクホロ。中心部はソフトですがサラッとした口溶けで高級感すら漂います。贈答品の洋菓子の域まであと少しといったところです。
 それとこれ、チーズの風味が加わるとさらにイイ感じなんですが、乳製品はご法度なのでだめ。でもこれチーズは絶対に合うはずです。

 初めて出会った食材なので、コーンフラワー最高!と盛り上がっておりますが、米粉+コーンフラワーの組み合わせは小麦の焼き菓子以上の潜在能力を秘めていると感じます。
 しかしやはり米粉と同様、小麦と比較すると割高です。小麦、米粉、コーンフラワーの価格は以下のとおり。
小麦        100g 約15円
米粉        100g 約40円 小麦比2.6倍割高
コーンフラワー   100g 約60円 小麦比4倍割高
 小麦の圧倒的なコストパフォーマンスが顕著です。しかし米粉、コーンでも小麦と同額の消費金額にすることで自ずと無駄食いを抑えられます。小麦というのは安いぶん油断して食べすぎを招き、無駄な贅肉となりダイエット商品の購入を促すという無駄遣いの悪循環を招く要因でもあります。

   
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 前回のコーンブレッドで米粉のベタ、もっちりと対照的なコーンのサックリ、かる~い感じが気に入ったので焼き菓子を作ることに。

 コーンフラワーだけだとパサパサになるのではないかと考え、米粉でしっとり感を補おうとコーン6:米粉4くらいの割合で粉を合わせました。振るいにかけながらベーキングパウダーも加えます。
 卵、サラダ油、砂糖を泡立て器でよく混ぜ合わせたところへお粉を投入、よく混ぜ合わせます。固さはホットケーキより固めでスプーンですくって落としたときに形が残るくらいの粘度にします。
 生地をクッキングシートに落とし焼き上げます。

↑パン作りを諦めたらスナックパンのように焼きあがりました。
↓中もふんわり

外はサクサク、中はふんわりとしたスコーンに仕上がりました。米粉+コーンフラワーの食感はなかなか気に入りました。


 なかなか米粉パンがうまく行かないので原因を分析してみると、
・米粉はベタッとしている
・加熱すると柔らかくなる
ということで小麦のようなパンを作ろうとしても無理なもんは無理なんででない?という結論に至りつつあります。

 それでもなんとかなるまいか、と考えているうちにコーンフラワーを半分くらい混ぜてみたらどうだろうかと思いつきました。

 粘りはあるけど糊のようにベタッとする米に対してサラサラ、むしろパサパサのコーンフラワーを合体させてみることでお互いの長所と短所を補い合い生かし合うことができるのではないかと考えました。

↓米粉:コーンフラワー=1:1の割合の粉を米粉糊の粘りでつないで焼いてみました。

 生地に塩を多めに練りこんでしまったためかあまり発酵せず。それでも米粉オンリーのものより数段はパンに近づいています。
 コーンフラワーを加えたことで焼き固まった表面こそ米粉を感じますが、中はふんわりとパンを思い出すことができます。
 コーンの風味とイーストの風味がマッチして良い味になりました。イメージ的にアメリカ南部の家庭の味といったところでしょうか。

 でもやっぱりパンじゃないんだよなー、と腕組みしていてふと気が付きました。私がパンをうまく作れないのは作る必要がないからだということを。
 私はイースト菌(酵母菌)を摂取すると軽くですが不調になります。例えば鼻詰まりはテキメンに表れ、ひどいときには鼻にニキビができます。精神心理的に悪感情が生じます。
 だったらなんでパンなど作るのかというと、パンぐらい作れないことが許せなかったのだと気が付きました。
 もともとパンはそれほど好きでもなかったのに頑張ってしまうのはそれが理由でした。そんなことのためにムキになるのはつまらないことだとわかりました。
 そしてパンなど上手くできない方が身のためなのでした。コンスタントにパンを製造できるようになると、たぶん時々つくっては食べることでしょう。そしてそのたびに不調を経験します。心地よく生きるために始めた小麦牛乳断食なのに本末転倒になってしまいます。
 
 と、冷めたコーンブレッドを前に腑に落ちると、あれほど感じていたパン熱がしぼんでゆくのがわかりました。



 
 スーパーのお菓子コーナーで見つました。米粉のスナックというので買ってみることに。
 オカキ揚げのように固いものを想像していましたが、ふんわりサクサクの食感。
 例えるなら白い風船を塩っぱくして薄くした感じ、もしくはかっぱえびせんを薄くした感じでしょうか。



 小麦牛乳不使用です。



 ライスヨーグルトの過去記事お粥と種菌のみのノンシュガーで乳酸菌は増えるか?という疑問を残しました。そこでお粥と米糠だけで実験してみたところ、微かな酸味が感じられることから乳酸菌は増殖しているようですが、砂糖入りのものよりも増え方がだいぶ弱いようです。

 乳酸菌の発酵、増殖には糖が必須と言われはしますが、糠床に砂糖を入れなくてもグラム当りで市販のヨーグルト並みの菌量になるように、キーは砂糖ではなくやはりアミノ酸群なのではないかと考えられます。

 しかしながら、今度は砂糖を添加して実験してみようと思います。



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