↓このわけのわからないものはなんでしょうか?
これは余ったお正月の鏡餅に
乳不使用生クリームをかけたものです。
そんなグチャグチャしたもんわざわざ写真にとってネットに晒すな、というクレームがきそうです。
でもどうしても知ってほしかった。久しく食べていなかったあの味に再会できた驚きを。
それで何の味を再現したのかというと↓これです。
かの有名なロッテ雪見だいふくです。
しょうじき私は子供の頃からこれはあまり好きではありませんでした。
というのも、アイスという物は口に入れる量をコントロールできてこそ楽しめるものだからです。
アイスを口いっぱい頬張ったらどうでしょう?頭はキンキン、歯はピリピリ、頬もジンジンして辛いですね。
だからアイスは少しずつ、口腔の温度に合わせて量やタイミングを調整しながら食べることが楽しみでもあり、美味しさにひたることができるのです。
しかし雪見だいふくはスプーンですくって食べることはできませんし、皮の関係もありますし、意外に急激に溶解してしまうという事情もあるため、食べるときはやや焦り気味で噛り付くしかありません。
焦り気味、すなわち感情的な状態で噛り付くと当然ながら口に入れる量はコントロールできません。
そのため不用意に大量に齧り取ってしまい歯に凍みたり、皮だけがびろ~んとズルムケになってしまったりします。
美味しいとかいう以前に、不快感や自分の不器用さばかりが意識させられてしまうので好きではないのです。
ということで小麦牛乳断食を始める以前からあまり食べる機会はなかったのです。たぶん5年以上は口にしていないと思います。
それが不意に再会してしまったのです。
しかも、ああ食べやすいこと。
溶けるとか皮がズルムケるとかいう杞憂を抱くことなく、量を調整しながら食べることができます。
「雪見だいふくってどんな味なの?」というアレっ子におすすめです。
でも重大な難点が。
これは冷たくないのです。冷たくするとお餅は固まってしまいます。
冷っこくない雪見だいふく。でも味と食感は雪見だいふく。
まさに雪景色を眺めながら食べると丁度よいかもしれません。