乳酸菌飲料の造り方
乳酸菌培養に関する説明は回りくどかったですが、作り方は簡単です。
①炭酸飲料のペットボトルに
②豆乳、そば粉(加熱した)、コーンフラワー(加熱した)と砂糖、水、ビタミンBサプリを入れて
③2日ほどお風呂に浮かべておくだけ。
分量などは適当で大丈夫ですが詳細は
豆乳の乳酸菌飲料、
そば粉の乳酸菌飲料、
コーンの乳酸菌飲料それぞれのページをご覧ください。
ペットボトルは炭酸飲料のものにするべき
使用するペットボトルは炭酸飲料のペットボトルにするべきです。酵母菌や得体の知れない菌が容器をパンパンにすることがあり破裂防止のためです。
またミネラルウォーターのペットボトルを使用したことがありましたが、キャップ部分が弱いようで何度も開け閉めしているとお風呂の中で小さな気泡がポコッと浮かび上がったりしたことがありました。
なので耐圧性と強度に優れた炭酸飲料のペットボトルをおすすめします。
乳酸菌培養の成功失敗の見分け方
シンプルに
美味しそうな香り、
美味しい味が成功のしるしです。
また、乳酸菌の発酵は酵母菌などに比べておとなしく容器を激しくパンパンにすることはありません。炭酸飲料は出荷状態では内圧が高く容器をもつとカチカチに感じますが、乳酸菌発酵のつもりでそこまでの膨張をしたらそれは、酵母や他のよくわからない菌が優勢、乳酸菌劣勢で失敗と見た方がよいです。
その状態だと酒臭かったり、銀杏のような臭いがしていると思います。とにかく
食欲をそそられない臭いと味がした場合は失敗とみなしてよいと思います。
失敗した場合の対処
基本的にご自身の感覚で判断し自己責任でお願いしたいのですが、私の経験上は腐ったようなことはなく、失敗しても捨てずに使いまわしております。
酵母菌が優勢の場合
酵母菌が増殖するとアルコールを感じます。お酒が好きな方はそのまま砂糖を追加して16度程度の場所へ移し変えて放置していただくとお酒になります。
ですが小麦牛乳断食としては
酵母菌は腸壁を傷つける要因と考えているので避けたいのです。
酵母菌は60度程度で死滅すると言われていますが実際には多少沸騰させたくらいでは残っていることがあるので、しっかり煮佛して殺菌リセットします。
で、砂糖と米糠を加えて再びお風呂に浮かべておきます。酵母菌こそ砂糖をエサにしているので今度は砂糖を減らした方が良いかもしれません。
他の菌の場合
基本的に沸騰殺菌消毒で対処しますが、「多少変かな」という程度で酵母菌以外の菌の場合は糖を追加してさらに放置。これで乳酸菌が逆転優勢になったことがあります。
ビタミンBサプリの上手な使い方
ビタミンBサプリは必須栄養素とお話ししましたが基本的にわざわざ添加するほどでもないようです。ただし他の菌が幅を利かせてヤバそうなときに使用すると有効です。
ペットボトル内でやや
雑巾系の臭いが混じり始めたらビタミンBを添加、よく混ぜて放置しておくと美味しそうな香りになります。
逆に
ビタミンBを添加しないほうが良い場合もあります。ペットボトル内が
銀杏系の臭いがしてきたら継ぎ足しの際にビタミンBは添加しないほうがよいです。
銀杏系の臭いがひど場合、やはりご自身の判断にゆだねますが、私の場合は上澄み部分を捨てて沈殿した部分を残し適温の砂糖水だけを加えて再度発酵させます。これで臭いが改善し、何度か繰り返すと乳酸菌が復活したことがありました。
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