1月にになってから日に日に寒さが増しております。こうなると熱々のラーメンが恋しくなる季節でもありますが、ふとしたきっかけで急に食べたくなるのがカップ麺です。
世間話で、真冬の寒い日に食べるカップヌードルカレー味の旨さについて盛り上がったことから、小麦断食修行者は禁断症状的に食べたくなってしまったのです。
http://www.cupnoodle.jp/product/curry/index.html
ということで小麦牛乳不使用でカップヌードルカレー味を再現してみることにしました。
まず麺ですが、私の強い見方ビーフン細麺に登場してもらいます。そうめんと冷麦の中間くらいの太さです。
↑パッケージ表 ↑パッケージ裏
このビーフンを熱湯で戻しながらスープを作ります。ベースは鶏がらスープ、コンソメなどなんでもOKだと思います。カレー粉が入ってしまうと大して気にならなくなってしまいます。
カップヌードルカレー味の特徴に「いくらかき混ぜても底に泥状のものがたまる」というのがあります。この泥状のものは、
・どろっとしたカレースパイス
・野菜の微塵切り(ニンジン、たまねぎ)
・フリーズドライのポテトが溶けた粒子状のでんぷん
と思われます。そしてこの泥状のものにこそ「カップヌードルカレー味らしさ」があります。これを再現することでカップヌードルカレー味を再現することができるのです。
「野菜の微塵切り(ニンジン、たまねぎ)」はできれば冷凍のものの方がジャンクでリアルですが新鮮なものでもけっこうです。
「フリーズドライのポテト」はカップヌードルカレー味を特徴付ける大きな要素のひとつではないでしょうか。しかし新鮮なじゃがいもを使うとあの味にはなりません。フライドポテトがよいと思います。やはり健康的であってはならないのです。味の決め手はいかにジャンクに仕上げるかがポイントです。
スープに野菜、フライドポテトを加え火が通ったら「どろっとしたカレースパイス」を加えてゆきます。これは市販のカレー粉と水溶き米粉で再現します。片栗粉を使うと和風の蕎麦屋のカレーの味になってしまいます。水溶き米粉は多めに使うので、ベースとなるスープの量と塩加減をあらかじめ調整しておいてください。
スープができあがったら戻したビーフンを入れ味を吸わせてゆきます。ビーフンがスープを吸いやすいように7割くらいの戻し加減がよいと思います。
↓見た目はこんな感じになります。あまり似てませんね。
しかし味は「ああ、そういえばこんな感じ」です。フライドポテトがカップ麺特有の油脂感を再現してくれますので多めに入れてもよいかもしれません。
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