小麦牛乳断食を始めてから米粉を使った餅菓子が定番おやつになりましたが、最近やっと簡単に求肥というかウイロウというか、羽二重餅のようなものが作れることに気が付きました。
ある時ふと、水で伸ばした米粉をラップに載せて電子レンジで加熱したらどうなるのか?疑問に思い実験してみました。
すると名古屋名物ういろうのようなものが出来上がりました。調べてみるとういろうの材料は概ね米粉と砂糖、水だけでできるようなので、成るべくして成ったとも言えます。
さらに電子レンジで作るウイロウを深化させてゆくと求肥というか羽二重餅のようなものになります↓。
材料は米粉、砂糖、水。さらに今回は刻んだ柚子を練りこんでみました。
作り方は、ボールに米粉、砂糖を食べたいだけとり、そこへ熱湯を徐々に加えながら混ぜてゆきます。粘度によって求肥、ウイロウ、餅と作り分けることができます。
ホットケーキよりもユルユルにするうと羽二重餅風。
ホットケーキくらいだと求肥。
ホットケーキよりやや固めだとウイロウ、といった感じです。
この生地をお好みのシリコン型やラップを敷いたお皿に流し込んでゆきます。皿に直に流し込むとベタベタにくっついて残念な結果になってしまいます。
あとは電子レンジで1分から1分半ほど加熱してゆきます。
出来たてでも美味しいのですが、冷ますと米粉ゆえにカッチリと固まってくれます。
冷ます前で後でもどちらでもよいのですが、米粉か片栗粉をまぶしてサラリと仕上げます。
今回は平皿に流し込んで作ったので板状の餅でした。板状の餅を糸で切断してゆきます。必殺仕事人的な仕事となります。
さらに切断面にも粉をまぶしてあげて上の写真のような餅となりました。
食べてみると食感は求肥です。もっと甘みを抑えて、ゆずを入れないのであれば求肥そのものです。
餅か求肥かで言ったら求肥かな、という微妙なところです。
ともかく、刻んだ柚子の風味、芳香。柚子皮の苦味を即座に餅の甘さが包み込んでくれる上品なお菓子です。